気温も下がり、冷たい空気を肌で感じる季節となってきました。この時期は血行不良で代謝機能も低下してしまいます。今までのお手入れで物足りなさを感じる日もあるのではないでしょうか……いつものお手入れにクリームをプラスして肌の潤いを閉じ込めましょう。
冬の肌状態
冬の肌は、「温度の低下(寒冷)」「湿度の低下(空気の乾燥)」「暖房」などの影響を受けて四季の中で最悪のコンディションとなります。
■ 冬の肌の影響
血行の悪化……温度が低下すると(寒くなると)、毛細血管が収縮し血行が悪くなります。
分泌機能の低下……汗(水分)や皮脂(油分)の分泌量が大幅に減少し、皮脂膜が不足し肌の潤いを失います。
水分蒸散……肌内部ではなく、外気の乾燥により水分が不足します。
暖房影響……室内では、暖房による空気の乾燥により、水分が不足する。室内と室外の極端な温度差が肌に大きな負担をかけています。

冬の肌の対策
1. 乾燥から肌を守る……「しみ」「シワ」「肌荒れ」の直接的な原因となるため保湿をすることが大切。
2. 肌細胞の活性化……血行が悪くなり新陳代謝が乱れがちになるため、マッサージで血行をよくする。

保湿クリームの役割
★その1 化粧水・乳液のうるおいをしっかりり閉じ込める。
★その2 クリームは乾燥を防ぐだけではなく、持続的に美容成分を与え続ける。
★その3 夜のお手入れにプラスすれば、元気を失いがちな冬の肌が翌朝復活!
★その4 肌のキメを整えてくれて、しっとりなめらかにしてくれる。化粧のりUP!
★その5 両手で頬を包み込んで、じっくりお肌に浸透させる。クリームでマッサージをすることで血行促進できる。
アドバイス 保湿クリームとオイリー肌
(オイリー肌の方で保湿クリームは必要ない。余計ベタベタすると思っている方へ)
Tゾーン以外の部分、特に目元やほほなどは乾燥している方がほとんどです。ベタつきが気になるようでしたら、ティッシュオフをするか、それでも気になるようでしたら、量を減らすなどしてみるとよいでしょう。オイリー肌なので肌が潤っているわけではなく肌の内側が水分不足状態のインナードライの可能性があります。十分に気をつけましょう。
