健康情報【PMS(月経前症候群)ってなんだろう?】2021.1更新
生理前になると起こるイライラや頭痛などの不快な症状に悩んでいませんか? それって「PMS」かも?
月経のある女性の8~9割の方が経験したことがある「PMS」とはどのようなものなのでしょうか?
また、PMSと上手につきあうポイントも紹介します。
1.PMS(月経前症候群)ってなんだろう?
生理(月経)の3~10日位前になると起こる不調です。
生理前になるといつもイライラする、落ち込むといった精神的な症状や、頭痛や便秘、乳房がはって痛むといった身体的な症状があらわれます。しかし、生理(月経)が来ると症状が弱まり、やがて消えていくのが特徴です。
この症状を「PMS(Premenstrual Syndrome)」日本語では「月経前症候群」と呼んでいます。
ホルモン分泌の変動が原因ともいわれていますが、はっきりとした原因はまだわかっていません。
●PMSの症状は----なんと200種類以上!?
PMSの症状はとてもたくさんの種類があり、200種類以上あるともいわれています。
中でも多い症状は、イライラする・怒りっぽくなる、肌があれる、にきびができる、のぼせる、下腹部がはる感じがする、下腹部に痛みを感じる、腰が痛い、頭が痛い・重くだるい、乳房が痛い、落ち着かない、憂鬱な気分になる…などなど。
毎月同じ症状に悩まされる方が大半ですが、毎月ではないけど定期的に悩まされる方がいたりと、症状の程度や出方もまちまちです。10人の女性がいたら、それぞれ異なるPMSの症状にお悩みなのです。

病院での診察に用いられる米国産科婦人科学会PMSの診断基準では、以下のような点がチェックされます。
・過去3ヶ月以上連続して、生理前5日間に身体的または精神的な症状がある。
・症状が生理開始後4日以内に解消し、また13日目まで再発しない。
・症状が薬の副作用やアルコールによるものでない。
・症状により日常生活に支障をきたしている
●あなたの症状はどんな症状? 記録してみましょう。
スケジュール帳や日記に月経周期や体調・症状などを記録しておくと、不快な症状があらわれる時期や、自分のPMSの傾向がわかり、仕事などの調整や、PMSに対する心構えなど自分に合った対処法を見つけることができます。
また、PMSかも? と思われる症状が出ていても、別な病気による症状の可能性もあります。
症状を記録しておくことは、症状がPMSではなかった場合にも気づくことにつながります。
2.PMSと上手につきあうためのセルフケア
PMSを完全に治療することは難しいですが、
セルフケアで症状を軽くしてつらい期間を明るく乗り切りましょう。
PMSの症状記録を残しておくことはPMSと上手に付き合うためにも有効な方法です。
また、食生活や生活習慣にもPMSの症状を軽くするポイントがいくつもあります。
PMSを軽くするために摂るとよい栄養素
・カルシウム……牛乳、ヨーグルト、小松菜、じゃこなど
・マグネシウム……アーモンド、大豆、ゴマなど
・ビタミンE……かぼちゃ、アボカド、アーモンドなど
・ビタミンB6……大豆、バナナ、いわしなど
避けたほうがよいこと
・塩分のとりすぎ
・アルコールの摂りすぎ
・カフェインの摂りすぎ(コーヒー、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなど)
・喫煙(なるべくなら禁煙を!)
また、ウォーキングやストレッチなどの適度な有酸素運動や、睡眠時間をしっかりと取ることは
ストレスの軽減にもつながり、PMS対策としても有効です。

3.生理前の不快な症状、PMSを治そう。PMS治療薬 プレフェミン
プレフェミンは日本で唯一のPMS治療薬です。※2016年3月現在
西洋ハーブ「チェストベリー」は継続して服用することで9割の女性が効果を実感※2!
つらいPMS症状の軽減が見られました。
※2 ゼリア新薬データより引用 3か月使用での臨床成績
★チェストベリー乾燥エキス
ギリシャ・ローマ時代から婦人科疾患に伝統的に使用されてきた西洋ハーブのひとつで、スイスやオーストリアなど15ヵ国で一般用医薬品として承認されています。

◆プレフェミンを効果的に服用するために…
・月経開始直後から飲み始め、1ヶ月程度の継続服用が必要とされています。
・1日のうち、いつ服用するかは決まっていませんので、飲み忘れが無いように服用タイミングを決めて服用するとよいでしょう。
プレフェミンのご購入は、店頭で薬剤師へご相談ください。