ストレスのせいでイライラすると、体の中ではイライラに対して抵抗するために、副腎皮質ホルモンを分泌します。
この副腎皮質ホルモンの原料としてビタミンCが多く消費されます。
つまり、ストレスを感じる時ほど、多く摂取する必要があります。
ビタミンEも副腎皮質ホルモンの生成に関係があり、ビタミンCと協力しながら様々なストレスに対する防御反応を高めてくれています。
②トリプトファン
必須アミノ酸のトリプトファンは感情を穏やかに保ち、ストレスを減らしてくれる神経伝達物質のセロトニンの材料です。それだけでなく、体のリズムを整えて快眠につなげるメラトニンも作ってくれるので、ストレスを減らすだけでなく心と体の調子を整えてくれるためにも必要な成分です。ほとんどのセロトニンが腸で作られるので腸内環境を良くしておくことも大切です。
③ビタミンB群
脳は、ストレスに対処する時にもエネルギーを使いますが、脳の栄養源となるブドウ糖を効率よくエネルギーに買えるためには、さまざまなビタミンB群のサポートが必要になります。
特に、ビタミンB1、B2、B6は一緒にチームになって働き、神経系や脳の働きを高めてくれます。
どれか一つだけではなく、数種類がまとまって「ビタミンB群」として一緒に摂ることが大切です。
「ビタミンB群」が足りないとうまく脳がエネルギーを作れなくなり、「集中力が持続しない」「落ち着きがない」などの状態になりやすくなります。
その結果、生活に支障が出るだけでなく、さらにストレスが生まれる可能性があります。
【摂ると良い栄養の食品例】
特に、ビタミンB群の中でもB2,B6は、お肌の代謝にも影響してくるため、不足してしまうとニキビの要因に。
ストレスでおなかの痛みや不調(便秘・下痢・ガスなど)を感じている方は⇒⇒
過敏性腸症候群