風邪やインフルエンザにかからないためには、免疫力を上げることが大切です。
免疫力は加齢やストレス、日頃の生活習慣によっても低下すると言われています。
では、どのようにして免疫力を上げればよいのでしょうか??
免疫力は、20歳をピークに加齢に伴い低下します。※森永乳業HP参照
この低下をいかに抑えるかが重要になってきます。
免疫力を高めるためには、腸を健康に保つことが大切です。
免疫細胞の約60~70%は腸にあるとされています。
なぜかというと、腸は体に入ってきた有害な物質や病原菌等を体の外に出す働きがあるからです。
この働きを発揮するために、腸にはたくさんの免疫細胞が存在します。
腸内環境を良好に保つことが、免疫力を上げるコツなのかもしれません。
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風邪と新型コロナの違いとは??
初期症状は見分けるのはとても困難です。この症状があったらコロナ!というわけではないので、まずは感染リスクを下げることを取り組みましょう。
まずは①ウイルスとの接触を減らす。次に②免疫力を上げること。
「新しい生活様式」が取り入れられてきているので、②「免疫力を上げること」を意識して予防していきましょう。
●免疫の維持にビタミンD!?
呼吸器感染症に対する自然免疫系の維持に必要なビタミンです。(参考:日本生活習慣病予防協会)
きのこ類にはビタミンDと水溶性食物繊維が多く含まれているので積極的に摂りたいですね。
新型コロナウイルスに負けないためにできること⇒栄養をしっかりと!新型コロナウイルスに負けるな!!をご覧ください。
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腸内バランスを崩す原因をチェックしよう!!
腸内にはたくさんの細菌がいて、その菌のバランスによって腸の環境が良くも悪くもなります。
<腸内細菌の種類と働き>

あなたは理想のバランスを保てているのでしょうか・・・?
以下の項目で当てはまることがないかチェックしてみましょう!
□加齢
年齢を重ねると、腸内の善玉菌がどんどん減少していきます。
成人のときには10~20%いたビフィズス菌が、高齢になると5%ほどになってしまいます。
ビフィズス菌の減少と共に、悪玉菌の数が増えてしまいます。
悪玉菌の割合が増えるほど、腸内環境は悪くなります。

□ストレス
脳と腸は神経でつながっています。
腸のぜん動運動は脳が管理しており、脳がストレスを感じるとその運動が乱れ、
下痢で善玉菌が出すぎちゃう、便秘で悪玉菌が増えちゃう・・・という結果、
腸内環境のバランスが悪くなってしまいます。
□偏った食事
野菜が少なくたんぱく質や脂肪の摂りすぎは、腸内に腐敗物を生みやすく、悪玉菌を増加させてしまいます。
□抗生物質
体に悪影響を及ぼす細菌を殺す薬ですが、良い菌と悪い菌を区別して殺しているわけではありません。
薬の種類にもよりますが、良い菌まで殺してしまうので善玉菌が減少しているかもしれません。
□運動不足
運動不足により、腸のぜん動運動をサポートする力が弱まり、腸内の便を送り出し辛くなります。
それにより老廃物が増え、悪玉菌が腸内に増加しやすくなります。
□朝食を食べない
朝食を食べることで、理想的な排便リズムを生み出します。
欠食することでこのリズムが崩れ、老廃物が腸内に残りやすくなり、バランスが崩れてしまいます。
当てはまる数が多いほど腸内環境が乱れているリスクが高くなります。
チェックが多かった人は・・・加齢は仕方のないことなので、生活習慣を見直してみましょう。
腸内環境が悪い人は風邪だけでなく、花粉症等のアレルギー症状も出やすくなります。
花粉症で困っている方はこちらもチェックしてみてください。
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健康レシピ 花粉症対策編