あなたは、毎晩よく眠れていますか?
実は、日本人の約5人に1人は不眠で悩んでいるといわれています(平成29年国民健康栄養調査より)。
年齢を重ねるにつれ眠れなくなった、生活環境が変わったことで寝つきが悪くなった、など様々な原因により睡眠が思うように取れなくなる人は多いようです。
不眠はまず、大きく分けて4つのタイプに分かれます。(日本睡眠学会参照)

◆入眠障害:夜間寝つきが悪く、寝つくのに普段より2時間以上かかるタイプ。
◆中間覚醒:夜中に目が覚めやすく、2回以上目が覚めるタイプ。
◆熟眠障害:朝起きたときにぐっすり眠った感じがしないタイプ。
◆早朝覚醒:朝普段よりも2時間以上早く目が覚めてしまうタイプ。
①上記のような状態のいずれかが週2回以上みられ、少なくとも1ヵ月以上続く。
②不眠のために苦痛を感じるか、社会生活または職業に支障が出ること。
など①②をどちらも満たすことで不眠症と診断されます。
※精神的なストレスや身体的な痛みで一時的に眠れない状態は不眠症とは言いません。
医療機関では不眠症に対して、睡眠習慣の見直し、精神療法、抗不安剤投与、睡眠導入剤等を用います。
それでは、不眠症を改善するためにはどのようなことができるのでしょうか。
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「コロナ不眠」が増えています・・・
“新型コロナウイルス感染拡大以降、自粛やテレワークなど様々な生活の変化が起きましたが、不眠の症状を感じたことはありますか”という質問に対し、約4割の人が“ある”と回答。※クラシエ薬品調査(2021.1月調査)
睡眠時間は取れるようになっても質の低下が見られる方が多いようです。
<自宅で快適に!!>
◆座りすぎに注意
・テレビやスマホを長時間見る
・仕事に集中してしまう
長時間座っていることで血行不良になります。また、姿勢が悪かったり崩れた姿勢でいると横隔膜が動かず、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れてしまいます。
◆テレビを見ながら、仕事の合間にやってみよう!
⇒ちょこっと筋トレ
腹式呼吸を正しくすることで、副交感神経が働き、寝つきが良くなりますよ!
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