対処法
受診し、特に異常がなければセルフマッサージやツボ押しを試してみましょう。
マッサージをして酸素や栄養を届けて、陰と陽のバランスを整えることで不快な症状が和らぐかもしれません♪
★耳の周りには複数のツボが集中しています。
気持ちが良いと思う強さで20~30秒ずつ押してみたり、耳全体をマッサージしても良いです。

・耳門(じもん)・・・耳穴の入り口にあるくぼみ
・聴宮(ちょうきゅう)・・・耳門の少し下
・聴会(ちょうえ)・・・聴宮の少し下
◆頭痛やイライラが伴う場合には「翳風(えいふう)」を押してみましょう。
・翳風(えいふう)・・・耳たぶの後ろにあるくぼみ
◆だるさ、めまいを伴う場合には「湧泉(ゆうせん)」を押してみましょう。
・湧泉(ゆうせん)・・・足の裏、人差し指と中指の間と踵を結ぶ線上のつま先から3分の1のくぼむところ

マッサージ後、耳の周りがポカポカ温かくなります。ぜひ試してみて下さいね。
★薬膳の考えを取り入れ、食養生をしよう!
旬の食材や、食材の持つ性質や働きを体質に合わせて取り入れる考えです。
耳鳴りは原因がわからないことも多いので、毎日の食事で足りないものを補ってあげることが大切です。
<実証タイプの方におすすめ>
◆「熱」を取り除く食材
水分の多い夏野菜に多く、カリウムも多く含まれているため、血圧が高めの方におすすめです。
例)きゅうり、なす、トマト
◆イライラをケアする食材
香りの強いものを摂りましょう。
例)玉ねぎ、セロリ、大葉、柚子
<虚証タイプの方におすすめ>
◆潤いである「陰」を補う食材
白色の食材に多い働きです。
例)山芋、蓮根、乳製品
白色以外のもの
例)アスパラガス、小松菜、卵、豚肉
◆加齢により症状が気になり始めた方に「腎」に栄養を与える食材
漢方の考え方の五臓の「腎」に栄養を与えます。「腎」は体の潤いに関わる五臓です。ネバネバ食材や黒色の食材を摂りましょう。
例)山芋、オクラ、黒ゴマ、きくらげ、なつめ
◆冷えもある方は温める食材も一緒に摂りましょう!
例)生姜、ネギ、シナモン

【大根】
消化を助ける酵素を多く含んでおり、食べ過ぎてしまった時や、冷えて弱った胃腸の補助をしてくれます。
葉にはビタミン・ミネラルが豊富なので捨てるなんてもったいない!おいしく使い切りましょう😊
<新鮮な大根の見分け方>

<保存方法>
◎冷蔵
葉に栄養が取られてしまうのですぐに切りましょう。切った断面は乾燥しないようラップをし、新聞紙などに包んで保存します。
1~2週間ほど保存できます。
◎冷凍
・切ってから冷凍
使用用途に合わせてカットし冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
・すりおろしてから冷凍
皮をむいてすりおろし、水気を切って冷凍用保存袋に1回分ずつ分けて冷凍庫で保存します。
少量の時は製氷皿が便利です。
●使うとき
冷蔵庫で自然解凍するか、凍ったまま加熱調理ができます。
【キャベツ】
ビタミンU(別名:キャベジン)が胃腸のサポートをします!
<新鮮なキャベツの見分け方>

<保存方法>
◎冷蔵
芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰め乾燥しないよう新聞紙で包みます。ビニール袋に入れ軽く閉じて冷蔵庫で保存しましょう。
◎冷凍
・生のまま冷凍
①使いやすい大きさにカットし冷凍用保存袋に入れ冷凍庫で保存しましょう。
②千切りにし塩で揉み、しんなりしたら水で洗い流し、水気をよく拭き取り冷凍用保存袋に入れ冷凍庫で保存しましょう。
●使うとき
自然解凍してから使用するか、炒め物やスープなどそのまま調理に使用します。